院長の木村です。
2024年も、フィラリア予防(犬・猫)と春の犬健康診断キャンペーンが始まります。
どうぞお家の大切なわんちゃん・ねこちゃんの健康管理のため、しっかりとご活用くださいね。
概要
・フィラリア検査と予防薬処方(犬・猫)
※2024年に入ってから1回でも受診したことがある猫ちゃんは、フィラリア検査を飛ばして処方のみでもOKです
・犬用健康診断キャンペーン
期間
2024/3/1(金)〜2024/6/29(土)
フィラリア予防について
予防期間(犬猫共通)
当院は4月中投与開始〜12月中に最終投与の計9ヶ月間のシーズン予防を推奨しています。
よって3月〜4月中に検査を受けていただき、4月から予防開始というのが理想の流れです。
また当院では徹底的に予防をしたい!という方向けに、年中予防もご提案しております。
いずれの予防スタイルにせよ、予防期間中は、毎月に1回の予防薬投与を行います。
犬
原則として、シーズン予防を始める前にフィラリアがいないかどうかの血液検査が必要です。
年中予防を開始している方
1年のうちどこかで1回、成虫抗原キットでの血液検査実施を推奨します。
この場合は検査時期を問いませんので、先に予防薬だけお持ち帰りいただき、別の機会に検査という流れでも結構です。
フィラリア予防の詳細については、以下記事も参考にしてください。
【獣医師監修】フィラリア予防について最新版解説【2023年】
猫
原則として、シーズン予防を始める前に心音チェックが必要です。
ただし2024年で1回でも受診=心音チェックをしている猫ちゃんでは、来院無しの処方が可能です。
猫ちゃんのフィラリア予防については、以下記事も参考にしてください。
【獣医師監修】猫のフィラリア症について
健康診断について
コースについて
コースについては、いつも通り「血液検査のコース×3種類」「血液検査+画像検査のコース×3種類」の計6種類をご用意しています。
また、それぞれのコースにミクロフィラリアの血液検査が付属しています。
※ミクロフィラリアの検査が必要無い場合は、割引対応致します
※2023年の予防が十分では無い場合、コース外の成虫抗原検査の追加が必要です
結果について
血液検査を外注するため、結果が出るまでには、採血から1週間〜2週間程度の時間が必要です。
結果は直接病院へ聞きに来ていただいても結構ですし、ネット(Googleでの共有フォルダ)でチェックも可能です。
ワクチンの同時接種について
原則として、混合ワクチン・狂犬病ワクチンのいずれでも同時接種が可能です。
ただし、健診の実施やワクチン接種で強度のストレスがかかる子では、ご相談の上、敢えて実施日を分ける場合もあります。
保険適応について
当院で健康診断キャンペーンを受けていただくと、診察明細書へ「健診セット〜〜」といった項目記載が為されます。
そのため、多くの保険会社では保険適応外となります。
※保険の性質上、健康診断の名目ではどの動物病院であっても適応外になろうかと思います
※一部企業では、健診の記載であっても、病気に関連した検査内容であれば適応されるケースがあるようです
もし保険が適応される持病があり、そのための検査もついでに…ということであれば、通常の会計項目および料金での明細となります。
またフィラリア予防やワクチン予防に関しても適応外となりますのでご了承くださいませ。
料金について
獣医療広告ガイドラインに従い、この場でご提示ができません。
ちなみに健診料金は2023年春と同じ、一部のフィラリア予防薬やノミダニ予防薬は薬価上昇のため少しだけ値上がりします。
詳細を知りたい方は、お手数ですが電話またはメールにてお問い合わせください。
※ただし外来診察の対応が優先ですので、お電話が繋がりにくい場合がございます
たかつきユア動物病院(木曜・日曜・祝日休診 9:30-12:30、16:00-19:00)
最後に
毎度繰り返しになりますが、当院では最低1年に1回の健康診断受診を推奨しています。
2023年の健診でも、元気に見えて実は病気が隠れていたわんちゃんが多くいました。
そして彼らは早期の治療開始に繋げられています。
とにかく早期発見早期治療!
そして予防できる病気はしっかり予防する。
獣医療の基本のキを、当院では愚直にご提案して参ります。