当院で接種が可能な、犬の混合ワクチンやその接種方針などについて紹介します。
当院で初めての混合ワクチンを接種を予定されている方や、ワクチンの種類変更を検討されている方はどうぞご参考にしてください。
採用している混合ワクチンについて
当院で採用している猫の混合ワクチンについては3種混合ワクチンです。
その他、4種や5種混合ワクチンなどについては、現時点で入荷予定はありません。
混合ワクチンの接種時期や回数について
子猫の場合
2ヶ月齢と3ヶ月齢の時に1回ずつ（合計2回）接種し、以降は1年ごとの追加接種を推奨します。
もし初回時点で2〜3ヶ月齢を過ぎていたとしても同様です。
毎年接種している成猫の場合
引き続き、1年ごとの追加接種を推奨します。
3年以上の接種間隔が空いている成猫
初年度のみ1ヶ月ごとに合計2回接種し、以降は1年ごとの追加接種を推奨します。
ワクチン接種歴が不明な猫の場合
初年度のみ1ヶ月ごとに合計2回接種し、以降は1年ごとの追加接種を推奨します。
混合ワクチン接種の注意事項
混合ワクチンは、リスク管理のため体調が良好である午前中での接種を推奨します。
ただし若干程度の体調不良時や午後診察でも、ご了解の上であれば接種は可能です。
またワクチン以外の予防薬をお使いの場合、その予防薬投与で体調不良が起きないことが判明していれば投与同日にもワクチン接種は可能です。
混合ワクチン接種延期を検討する場合
以下のような場合は混合ワクチン接種時期の延期を検討してください。
- 発熱・元気や食欲低下・その他眼に見える体調不良がある場合
- ワクチン接種による元気低下等を起こした履歴がある猫で、接種後1日程度の様子を見られない場合
- ワクチン接種予定日直後に身体または精神にストレスがかかるイベントが控えている場合
- その他、獣医から延期を指示されている場合
混合ワクチン接種自体を再検討する場合
以下のような場合は混合ワクチン接種の是非を獣医と相談の上、再検討してください。
- 過去に生命を脅かすほどの副作用を発現した履歴がある場合
- 妊娠中または妊娠の可能性がある場合
- 強力な免疫抑制治療を実施している場合
- 猫エイズウイルスまたは猫白血病ウイルスに感染している場合
その他F&Q
完全室内飼育でも混合ワクチンは接種しなければいけないですか？
接種を推奨します。
混合ワクチンを接種したら病気は予防できますか？
完全には予防できません。ただし発症率を下げたり軽症化させる効果が期待できます。
高齢だから接種は避けたほうがいいですか？
接種による身体的ストレスよりも、病気予防効果のメリットが大きいと考えています。
3年に1回の接種にしたいのですが
メリットデメリットをご了承の上であれば大丈夫です。
ただし感染リスクが高い生活環境であれば、念の為改めて1年に1回の接種をご提案致します。
ワクチン接種と健康診断は同時に実施可能ですか？
可能です。
予定日より少し早めに接種はできますか？
可能です。
ただし前回接種日より最低6ヶ月は間隔を空けていただくようお願いしています。
ワクチン接種の費用はいくらですか？
初診料または再診料＋ワクチン接種料（一般的な価格）となります。
具体的な金額は獣医広告ガイドラインに従い公表できませんので、お手数ですがお問い合わせください。
たかつきユア動物病院（木曜・日曜・祝日休診 9:30-12:30、16:00-19:00）
