当院での猫の去勢手術について方針や手順を紹介します。

去勢手術の是非について

当院では、将来的な交配をお望みでない(もしくは悩んでいる)場合以外では、全ての猫で去勢手術を推奨します。

去勢手術の方針

去勢手術はなるべく早期の実施を推奨しています。

 

ただし臓器の成長度合いや麻酔リスクを勘案し、当院では6ヶ月齢前後以降での手術をご案内しております。

去勢手術の内容

睾丸2ヶ所を最小限で切開し、そこから精巣を1つずつ摘出します。

 

内部は溶ける糸(吸収糸)での結紮や焼烙によって十分な止血を行います。

 

手術は日帰りで行います。

 

皮膚縫合が無いため、抜糸は必要ありません

去勢手術の費用

当院では獣医広告ガイドラインに従い、オンライン上ではあらゆる処置の費用明示をしておりません。

 

お手数ですが、お電話や診察の際にお問い合わせください。

 

たかつきユア動物病院(木曜・日曜・祝日休診 9:30-12:30、16:00-19:00)

072-697-5505

support@takatsuki-your-ah.net

去勢手術の具体的な手順

術前検査

まず通常外来にて、当院が規定した内容の術前検査を行います。

 

通常の術前検査では15分〜30分以内で検査結果が出ますが、健康診断を利用したり特殊な外注検査が必要な場合は最大2週間程度の待機期間が必要です。

 

検査結果が問題無ければ相談の上で手術実施日を決定し、手術当日の注意事項などをご案内致します。

※手術日は月・火・水・金・土曜日のいずれかですが、術後管理上の理由で月・火・金曜日での実施を推奨します

※先んじて手術予約等の予定が入っている場合は、緊急手術でない限り先約を優先致します

手術当日

手術前日夜から絶食、当日朝から絶水をした上で、朝9:30〜11:00の間にご来院いただきます。

 

原則として問診や身体検査を実施した上でお預かりしますので、お時間には余裕を持ってご来院ください。

 

手術は午前診察終了後のおおむね午後1時〜2時頃に実施します。

 

術後の状態確認のため夕方まではお預かりさせていただき、問題が無ければ午後5時〜6時の間でお迎えとなります。

術後の経過

術後は、お迎え時に処方する抗生剤・鎮痛剤を飲ませていただきながら経過を見ます。

 

基本的に自宅での経過観察で大丈夫ですが、必要と思われる場合、もしくは経過がご心配な方には1回〜2回ご通院いただきます。

周術期の鎮痛について

当院では「マルチモーダル鎮痛」の考えを採用しており、先制鎮痛を含め複数の鎮痛剤を投与した上での手術となります。

 

また術後にも鎮痛剤を数日内服いただきます。

 

それでも痛みの感じ方が強い、あるいはオーナー様のご希望がある場合は、追加の鎮痛剤処方も可能です。

 

以上の積極的な鎮痛管理により麻酔量を最低限に抑えるなど、動物の体に優しい去勢手術を心がけております

麻酔モニターについて

麻酔中は、各種モニターにより【心拍数・血圧・SPO2・EtCO2】など複数の生体反応を常時監視します。

 

万一モニターに異常反応が見られた場合は、事前に確保した静脈ルートより各種薬剤や点滴の追加をしたり、麻酔量の調整をするなど細やかな対応をします。

 

また当院では特殊な保温マットにより術中の体温低下をなるべく防ぎ、麻酔の安全管理や速やかな覚醒に繋げています

去勢手術後の見た目

当院では原則として、陰嚢(=袋状の組織)は切除致しません。

 

次第に陰嚢は萎縮し、最終的には周囲の皮膚と同化します。

その他

その他のご不明点や不安な点がございましたら、当院へお問い合わせもしくは診察時にご質問ください。

 

なるべく手術へのご心配を無くせるよう、丁寧にご説明致します。

 

たかつきユア動物病院(木曜・日曜・祝日休診 9:30-12:30、16:00-19:00)

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