院長の木村です。

 

突然ですが、お家のわんちゃんの鼻や肉球はガサガサになってないでしょうか？

そうなっていたら今回当院で導入したクリームで改善するかもしれません。

 

黒や白のカサブタ（筋状のものもある）のようにガサガサになっているのは年齢・乾燥・角化亢進など複合的な要因が考えられます。


基本は美観上の問題として扱われ、それがあったとしても今まで病院で積極的に治療を勧められた経験は無かったかもしれません。


筋状に伸びるタイプであれば伸びすぎの部分を、まるで爪のように定期的に切ることもあります。

 

ガサガサで治療対象になるのは、基本的には何か症状を起こしているもしくは起こす可能性がある場合です。

 

ガサガサの状態は通常の皮膚と比べ擦過時に出血しやすくなります。

 

また、そういった肉球は滑りやすいため、膝や股関節や腰に持病を抱えていたり年齢的に筋力が衰えている動物にとっては体勢を崩して関節を痛めるリスクがあります。


運動性が高い犬種や皮膚疾患で顔回りをよく掻く、足をガジガジ咬むなどの習慣がついている子は治療をおすすめします。

 

ただし、治療といっても先に述べた定期的なケアやある種のサプリメントなどで劇的な改善は難しいです。

 

今回紹介するクリームも全ての子に劇的な改善をもたらす訳ではありませんが、合う子にはかなりリピート率が高い（オーナー様の満足度が高い）ものになります。

バイオバーム（50ml入り）※犬用の製品になります


 

オーガニック認定（ECOCERT）の大豆種子油・植物油を使用しており舐めても安心。1日1－3回患部に塗布します。

 

更に、DOUXO-S3（デュクソエススリー）のムースを併用するのもありかもしれません。


 

こちら2種は違うメーカーですので併用した場合の治療データは残念ながらありません。効能外使用になります。

 

「ムースでうるおいを与えてクリームで逃がさない」というイメージですね。

皮膚に関心の強い方ならご理解いただきやすいのではないでしょうか。

 

 

もちろんムースは単品使用でしっかり保湿効果を発揮してくれますし、逆にベタベタ肌を改善してくれるタイプのムースもあります。

 

これらに興味あればご相談ください。おすすめですよ！