こんにちわ、院長の木村です。

先日の冬日和から一転してまた寒くなりましたね。いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、冬の間は病院が1年の中で比較的空いている時期になります。

寒い時はやっぱり外に出たくないですよね。


でも実はそんな時こそ健康診断のチャンスなのです!

そう!みんな出たくないから病院の待ち時間が少ないんです!

 

検査内容

健康診断セットとして血液検査パックと血液+画像検査パックを準備しております。

院外の特殊検査を追加しなければ、その場で結果が出て説明を受けていただけます。

血液検査パック

こちらは採血するだけですので、動物さんへのストレスは最小限で行えます。

 

検査結果が出るまで採血から15-20分程度です。

診察の順番や再測定なども考慮し結果説明まで30分程度かかる見込みです。

 

検査項目としては以下の通りになります。

 

血液検査

 

CBC:白血球数(炎症の程度)、貧血、血小板などを調べます。

mf:ミクロフィラリア検査です。予防シーズンに入る前に必ず調べます。すでに今シーズン分の検査が済んでるわんちゃんでは実施しません。また、猫ちゃんでは調べる意義がほとんどありませんので省略しています。

Glu:血糖値です。糖尿病その他の可能性を調べます。

BUN、Cre、IP:腎臓関連の数値です。猫ちゃんは腎臓病が多いためIP(リン)を追加しています。

TP、ALB、ALT、ALP、TCHO、TG:肝臓関連の数値です。肝機能や酵素値の上昇を調べます。TCHO、TGはご存知の高脂血症検査です。

Li:膵炎の数値です。一定割合で隠れ慢性膵炎の動物さんがいるため入れております。

 

※2021年2~8月までの項目です。

※2021年6月より「TG」を追加しております。

※検査項目は予告なく変更することがありますのでご了承ください。

 

おすすめは以下のケースなどです。

 

・若い動物さん(7歳未満)での健診

・持病(基礎疾患)のため特定項目は定期検査をしているが1年に1回はトータル血液検査を受けたい

・費用を抑えめに健診したい

画像検査パック

上記の血液検査パックに、「胸部レントゲン検査」と「腹部エコー検査」を加えた網羅的な検査パックです。

所要時間は説明まで込みでトータル40-50分ほど必要な見込みです。

 

胸部レントゲン検査:心臓・肺・気管・気管支など

腹部エコー検査:肝臓・膵臓・消化管・腎臓・副腎・膀胱・腹腔内リンパ節など

 

おすすめは以下のケースなどです。

 

・しっかりと一通りの健診を受けたい

・今までに検査データが無いので健康時のデータを作っておきたい

・7歳以上の動物さん

・持病(基礎疾患)を持っている

・成犬、成猫を譲渡または保護したばかり

 

ご希望に応じて、腹部レントゲン検査や心臓エコー検査の追加、または心臓エコー検査と腹部エコー検査の入れ替えなど柔軟に対応可能ですのでご相談ください。


動物さんの時間経過は我々人間の3-4倍と言われています。(人の1年が動物さんの3−4年に相当)

 

現時点での当院の推奨はわんちゃん・ねこちゃんともに1年に1回の健康診断ですが、すでに獣医療界で半年〜3ヶ月に1回の健診にすべきという声が出始めています。

 

これに対しては、時間経過の違いと予防・病気の早期発見意識向上を考えるとむしろ妥当な話と考えています。

今の段階では、最低1年に1回の健診をお考えいただければと思います。

 

 

 

 

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