院長の木村です。
本記事は混合ワクチンについてのまとめです。
世の中には本当にいっぱいワクチンの種類があります。
病院ごとに種類が違ったり、生後ペットショップで打っていたワクチンとおすすめされる種類が違ったりすると何が正しいのか分からないですよね。
そんな悩みを解決するための記事になります。
かなり長い記事になっていますので、時間のある時に読んでいただくことをおすすめします。
ご自身に関係のある部分だけ読んでいただいても構いません。
混合ワクチン
混合ワクチンというのは色んな種類の病気に対して抗体がつくように各種成分が「混合」されているワクチンです。
当院では犬では5種混合ワクチンと7種混合ワクチンを、猫では3種混合ワクチンを基本としています。
犬の混合ワクチンの概要
世の中には2種混合〜10種混合まで様々なものがあります。
過去には11種混合なんてものもありました。
混合ではないですが犬パルボウイルス感染症用の1種というのも存在します。
そして種類だけではなく、ワクチンを作っているメーカーもいっぱいあります。
さて、これらを病院はどのように選んでどう使い分けているのでしょうか?
これから解説していきます。
まず結論ですが、
外に出る機会がある犬:7種以上
室内でのみ生活している犬:6種以下
となります。
ただし、これには例外がたくさんあって、外に出る出ないだけで種類を決定することは現実に即しているとは言えません。
例えばアレルギーのわんちゃんには、外に出るからといっても沢山の種類が入ったワクチンを打ちにくいのは何となくイメージしやすいんじゃないかと思います。
ワクチンの中身と具体的にどういうケースで何種が推奨されるかを見ていきましょう。
まずコアワクチンと呼ばれるものがあります。
- 犬ジステンパーウイルス感染症
- 犬パルボウイルス感染症
- 犬伝染性肝炎
- (狂犬病:これは別で打ちます)
コアと称される通り、ワクチンでの予防効果として中核をなすものです。
ここは外すとワクチンの意味あるの?って話になるので、みなさんが病院側から提案されるワクチンには基本入っています。
犬伝染性肝炎と犬伝染性喉頭気管炎(犬風邪)は同じアデノウイルスによって引き起こされるので後者も大抵は入っています。
そこに犬パラインフルエンザウイルス感染症(犬風邪)が入ると基本の5種の完成ですね。
更に犬コロナウイルス感染症(下痢)を入れたら6種になります。
※念のため註釈ですが、新型コロナウイルスとは関係ありません
ここまでの3-6種に関しては以下のケースで推奨されます。
- 幼齢、高齢もしくは基礎疾患による消耗でワクチンの副作用に耐える体力が低い
- 以前に7種以上で強いワクチンの副作用を出したことがある
- 免疫疾患やアレルギー性疾患を持っており、副作用や疾患の増悪が引き起こされる恐れが高い
- まったく外に出ることが無く同居動物もいない
- 飼い主様が副作用に対して強い心配をお持ちである
特殊パターンとして犬ボルデテラ感染症(犬風邪)のワクチンを併用している場合があります。
このワクチンは犬風邪で大ダメージを受けやすい幼齢犬を扱うペットショップ提携病院が使用する傾向にあります。
さて6種までを抑えたところで、次にいきましょう。
そこから追加されるのは全て犬レプトスピラ感染症への効果です。
まず犬レプトスピラ犬感染症についてのおさらいです。
レプトスピラ感染症というのは今までに出てきたウイルスではなく細菌による感染症です。
レプトスピラは主にネズミの腎臓で保菌され、そして尿中に排泄された結果土壌を汚染します。
保菌動物は齧歯類の他に、ウシ・ウマ・ブタ・イヌ・ネコです。
感染した場合には重度の肝不全と腎不全を起こし、そのまま亡くなってしまうことも多い極めて危険な感染症です。
そして特徴的なのは人獣共通感染症といって我々ヒトにも感染して重大な病気を引き起こすということです。
そのため、獣医師は犬レプトスピラ感染症を疑う、あるいは診断した場合には保健衛生所への届出を義務付けられています。
農水省が発表しているデータでは犬だけでも1998-2020年にかけて1年あたり20-165件の発生が報告されています。
ここ数年では30件前後で推移している様ですが、あくまでこれは届出がされた数の集計であり潜在的にはもっと多いと推測されます。
レプトスピラという細菌は世界で250種以上の血清型に分類されています。
血清型というのはインフルエンザの〜〜型や新型コロナウイルスの〜〜株みたいな細かい分類だと思ってください。
重要なのは、血清型が違うものに対しては抗体が効かないということです。
つまり、仮にレプトスピラA型があったとしたら、そのワクチンを打ってもB型は予防できないということです。
なので、なるべくたくさんの種類を入れようとすると犬レプトスピラ感染症対策だけで2-4種入ることになるのです。
もちろん250種以上ある中で2-4種だけなので狙い撃ちをする必要があります。
※現在レプトスピラが5種以上入っているものはありません。(5種は過去ありました)
そのために疫学調査が重要になるわけです。
以前より日本の発生では血清型の中で「カニコーラ」と「イクテロヘモラジー」が主とされています。
ですので、当院で採用している7種は基本の5種+上2つが入ったものとなっています。
それ以外では「カニコーラ」、「イクテロヘモラジー」、「グリッポチフォーサ」、「ポモナ」が入った10種混合ワクチンを使っている病院様も多いです。
そのうち、「グリッポチフォーサ」と「ポモナ」に関しては現状で報告が極めて少ないため当院では省いています。
本当は近年多いと言われている「ヘブドマディス」、「オータムナーリス」、「オーストラーリス」に対して効果があるものも欲しいのですが、現状では無いのでこれらへのワクチネーションは不可能です。
7種以上のワクチン接種が推奨されるのは以下のケースなどです。
- 外に出ることがある、または同居動物が外に出ることがある
- 家(屋根裏など)や庭に野生動物もしくはネズミの類が侵入することがある
- アウトドアに連れていく
- 散歩コースに草むらや河川敷など草木がある
- 他の動物と接する機会がある
すごくざっくりと外に出る機会がある犬では7種以上推奨と覚えてください!
参考文献1 犬のレプトスピラ症とその対応について(2017)
参考文献2 レプトスピラ症の最新の知見(2006)
ワクチンは生涯打ち続けなければいけないの?
この質問、実はとてもよくいただきます。
成犬になったらワクチンは接種しなくて良いと思ってらっしゃる方もまだ多いです。
特に歴史のあるブリーダーさんからわんちゃんをお迎えした時に、「ワクチンは小さい時に打つだけでいいよ」と説明を受けられた方が多い印象を持っています。
タイトルの質問への回答は「Yes」です。
例えば犬ジステンパーウイルス感染症や犬パルボウイルス感染症や犬伝染性肝炎などの危険な感染症が、幼若な犬で発症することが多いのは事実です。
ただ、それがイコール成犬では感染・発症しないということではありません。
ジステンパーウイルスは成犬で痙攣や麻痺などの慢性症状を出すことが知られています。
そして感染し発症した場合には有効な治療法が無く回復が困難になります。
他の感染症も然りです。予防第一です。
ワクチン接種を強く推奨される感染症というのはそれだけの理由があります。
そもそも獣医療従事者が「ワクチンは小さい時にしか打たない」と言っているのは私は聞いたことがありません。
「出産を経験した犬は乳がんにならない」話と同じように都市伝説みたいなものですね。
ワクチンのガイドラインにも「成犬は接種しなくて良い」とは一言も記載はありません。
獣医がワクチン接種を推奨しない場合は、命に関わるような免疫病を接種によって再発させる可能性が高かったり特殊な薬剤を服用していたりなどの接種するほうがデメリットが大きい状況です。
ワクチン接種のメリットデメリットを考慮して打つべきかどうかというのは完全に専門分野の話になりますので、お散歩仲間など周りの方に相談して決めるのではなく、悩んだらまずかかりつけ医にご相談ください。
また、犬を集団で考えた場合に、ワクチン接種率が下がっている状態ではいざどこかから感染症が入った時に集団内で大流行を起こす恐れがあります。
そのため、お互いのためにと接種する側面も大きいのです。
もし、あなたのわんちゃんがお迎えから天寿を全うするまでの間、
- 外には一歩も出ず
- 動物病院やホテルやトリミングサロンに一切いかず
- 自宅に立ち入る全ての人間が他の犬との関係性を完璧に遮断
していたらワクチンは要らないかもしれません。
※本当は1年毎の狂犬病接種が義務付けられているので法律違反の状態ですけどね
犬の7種以上のワクチンの使い分け
7種以上の準備というのは病院ごと、地域ごとで様々です。
病院目線でのワクチン採用基準としては、
- 副作用の出方もしくは発生率
- 犬コロナ感染症を含めるかどうか
- 「グリッポチフォーサ」と「ポモナ」を含めるかどうか
- 獣医師自身の慣れ(副作用への対応の経験がありますからね)
- 安定供給性
- メーカーへの信頼性
この辺りを考えます。
特に新型コロナ感染症発生当初くらいの時期に、明らかに一部のワクチン供給が不安定になったことがあります。
なので、私としては5つ目の安定供給性というのも大事にしています。
ワクチンが不足した時に、その代替品の中身が全く一緒であればまだいいですが、一部違っていたら追加ワクチンが必要になることもありますからね。
メーカーの信頼性に関しては私自身がどうこう言う立場にはありませんので説明が難しいですが、どちらかというと獣医師自身の慣れの部分が大きいです。
犬の4種以下のワクチンの使い分け
1種:パルボのみ、使用経験なし、フェレット用?
2種:ジステンパー+パルボ、幼犬用もしくはフェレット用(効能外使用)
2種:「カニコーラ」+「イクテロヘモラジー」、7種に変更後の追加ワクチンとして
3種:アデノ+パラインフルエンザ+ボルデテラ、幼犬の犬風邪対策で併用
4種:レプト4種、10種に変更後の追加ワクチンとして
勤務医時代での経験でいえば、5種でもワクチンの強い副作用が出てしまったわんちゃんに2種を接種したことはあります。
※当院ではジステンパー+パルボの2種を採用していないため接種不可です
それを含め4種以下の接種は特殊パターンと考えてください。
犬のワクチンに関する注意事項(接種プログラム)
ワクチンの打ち方は世界的なガイドラインだったり最新知見によって色々な違いが出ます。
当院では初年度や数年単位で空白期間が空いた場合には2−3回連続接種、以降は1年に1回の追加接種を推奨しております。
病院によっては接種が2−3年に1回でその間に抗体価測定を実施することもあります。
製品の添付文書に完璧に沿うように接種時期をプログラムすることもあれば、個々の動物さんに合わせて柔軟に対応することもあります。
ですので、何が正解というよりかは、その獣医師毎・病院毎の考えと受け止めていただければと思います。
ちなみに現状では当院に限らず1年に1回接種を推奨する病院がほとんどです。
それは①添付文書通りに実施したいのと②個々の抗体値の落ち方の差を考慮した結果です。
私個人としては抗体価測定は万能ではないと考えていますので、現時点では私のほうからご提案することはありません。
※ご希望があれば実施可能です
万能ではないというのはつまり、ワクチン接種から1年を過ぎた後にそれぞれの抗体価がどのタイミングで落ちてくるか分からない以上、1年ごとに測定したところでその途中から無効になっていたパターンを拾えないからです。
もしそうなれば仮に1年半で無効になってたとしたら次の検査までの半年間は無防備になってしまいますからね。
現実的にやるなら最低年4回くらいの測定が必要かと思います。
そうするとトータル費用は1回のワクチンの5-6倍くらいでしょうか。悩ましいところです。
もう1点、レプトスピラに対する抗体価は1年程度で落ちると言われていますのでそもそも効果が2年も3年も持たないんじゃないかなという予想です。
そこでレプトスピラに対してのみ追加ワクチンを接種することになるのであれば最初から1年ごとに接種したほうがややこしくないし確実ですからね。
※ややこしい作業はどこかでミスや勘違いが生まれる確率が上がります
もちろんワクチンに関して広くご理解いただいた上で、まだ打たなくていいであろう要素は外したいというご意向であればそれは結構だと思います。
猫の混合ワクチンの概要
猫のワクチンは1種、3種、5種のものがあります。
犬のワクチン同様にメーカーは様々ですが、基本的には以下の3種が入っています。
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫汎白血球減少症
- 猫カリシウイルス感染症
実は猫のワクチンは、犬のワクチンと比べると選択の余地はあまり多くありません。
室内飼いであれば、上記3種で問題ないと考えています。
ここから更に追加するものとしては、以下の感染症に対するワクチンになります。
- 猫白血病ウイルス感染症(いわゆる猫白血病、以下FeLV)
- 猫クラミジア感染症
- 猫免疫不全ウイルス感染症(同猫エイズ、以下FIV)
5種はこのうちFeLVと猫クラミジア感染症が含まれます。
FIV用ワクチンは混合ではなく狂犬病等と同様に単独のワクチンになります。
この3つの感染症は、菌やウイルスを保有している動物との接触が必須になります。
よって、推奨されるのは以下のケースです。
- 外に出ることがある猫
- 外に出ることがある猫と同居している
- 病原体陽性と分かっている猫と同居している
- ベランダ等に野良猫が侵入することがある(接触機会がある)
もし、すでにFeLVやFIV陽性であることが分かっている場合はどうすればいいか?
こんな時は最新のWSAVAのガイドラインを見てみましょう。
P.56にその回答があります。
(ちなみにWSAVAは小動物医療で世界的権威のある専門家団体です)
分かりやすく解説すると、FeLVやFIV陽性猫は
- 元気な猫で、3種の接種が必要である場合には不活化ワクチン接種を推奨
- FeLVやFIVワクチンの接種はダメ
- すでに体調不良や免疫不全を起こしていたら全部のワクチンがダメ
ということが記載されています。
不活化ワクチンというのは、中身のウイルス自体が最初から死んでるタイプのワクチンのことです。
各病院が扱っているワクチンの種類で不活化ワクチンかどうかは違いますので、知りたい場合は病院へお問い合わせください。
ちなみに当院で採用している3種混合ワクチンは1種が不活化ですが2種が生ワクチンなので陽性猫への接種は推奨されません。
また、FIVやFeLV単独ワクチンや5種混合ワクチンを準備しているかは各病院の判断になるので、これらの接種を希望される方はやはり問い合わせいただくと確実です。
余談ですが、これらのワクチンは使用期限が異様に短くて通常の病院では大部分を期限切れで破棄します。
(ひどい時は10本のうち9本破棄とかも起きます)
そういう意味では病院からすると、とてもとても扱いにくいワクチンですので置いていない病院も多いです。
当院も現時点では置いていませんし多少(数本程度)の需要があったとしても入荷は厳しいです。
置いてある可能性が高い病院は、かなりの大規模病院か野良猫が多い地域の病院か猫専門病院でしょう。
うちの猫ちゃんは外に出ないけどワクチン接種する必要があるの?
あります。
まず前提として、ワクチンガイドラインでは室内単独飼育の猫も含めて全ての猫でのワクチン接種を支持しています。
混合ワクチンのが防御する感染症のうち、
カリシウイルスは環境中でも1ヶ月以上もの長期に生存するため知らない間に「人が」持って帰る可能性があります。
ヘルペスウイルスは例えば野良猫のくしゃみからエアロゾル(飛沫)感染を起こします。
換気などで外気から入り得るというわけですね。
パルボウイルスは成猫でもかなり強烈な症状を起こすことがあります。そして非常に感染力が強く、これもやはり環境中から「人が」持って帰る可能性があります。
もちろん野良や外出自由の生活をしている猫ちゃんよりかは感染機会としては少ないと思います。
ただ、残念ながらどんなに頑張ってもそれをゼロにすることはできません。
それに調子が悪かったりケガしたりなどで動物病院には行きますよね。
病院スタッフは当然ながら動物同士の感染症対策に気をつけてはいますが、それでも待合などでの感染機会を防ぎきることはできません。
調子を崩して入院している時に猫風邪を併発したら回復の難易度が数段上がります。
ホテルの利用機会があればそれも同様ですね。
感染症をご経験の方はお分かりでしょうが、一旦発症すれば症状がマシであろうヘルペスウイルス感染症でも心配なくらい消耗することがあります。
どうしても悩まれるのであれば「感染リスク×感染ダメージ」で判断していただくといいのではないでしょうか。
当院では1年に1回の追加接種を推奨しております。
猫のワクチンに関する注意事項(接種プログラム)
猫のワクチン接種プログラムに関しても犬同様に違いが色々とあります。
前述のWSAVAガイドラインに則って行えば1−3年で感染症の暴露リスクなどに応じて調整という話になります。
しかし、今出ているガイドライン内の接種プログラムは私としては日本の現状に落とし込めてはいないように感じます。
すべて単独のワクチンで存在するならばまだしも、混合ワクチンに入っているこの1種は1年毎であっちは3年毎でってそもそも無理ですよね。
もし仮に可能であったとしても飼い主様への説明時点で大混乱を来す未来しか見えません。
あとガイドラインが推奨する3年毎接種では子猫の時点でかなりの回数のブーストをしている前提です。
WASAVAのガイドラインを厳密に遵守している動物病院に小さい頃から通院しなければ、まず1−2回は接種回数が少なくなります。
その前提が無い状態で3年毎というところにだけ固執するのはナンセンスですので、現時点での当院の推奨は1年毎の追加接種です。
これは今後ガイドラインが改定されて現実的に遵守しやすくなったり、日本の小動物界隈(病院、メーカー、飼い主様)の常識が変わったら合わせて変えることがあるかもしれません。
ワクチンに関する注意事項(当日の注意点)
この項目は、犬猫やワクチンの種類に限らずの話にはなりますが、午前中のワクチン接種をおすすめします。
ワクチン接種後に調子が悪くなる可能性を考えた場合に、午前中に接種すれば万一調子悪くなっても午後に病院受診が可能です。
※午後休診の場合には注意してください
仕事等ご都合によってどうしても午後しか接種できない場合も多くあると思います。
そういった際は、あらかじめ近隣の夜遅くまで診察をしている動物病院もしくは夜間救急病院の場所や連絡先を把握しておくと安心です。
ワクチン接種した日は激しい運動や興奮をさせないように注意してください。
そして不自然な嘔吐や呼びかけにも答えられないようなぐったり感、ムーンフェイスと呼ばれる顔のむくみ(起きたら誰でも分かるくらい変形します)、薬疹(腹部は毛が薄いので観察しやすい部位です)、ヒューヒュー鳴る等の呼吸異常や注射箇所の強い痛みが無いか等、いつも以上に様子や行動をよく観察してください。
万一そういった症状が見受けられたら速やかにかかりつけ医もしくは救急病院に連絡していただくことをおすすめします。
また、激しいアレルギー症状はワクチン接種後15分〜1日程度で出る傾向にありますので、接種後最低15分は院内もしくは近隣で待機するのもリスク管理として良い選択肢です。
最後に
ワクチンって当たり前にすることだけどしっかり理解しようとすると中身は意外とややこしいものです。
もし今までの接種歴や、これからのワクチン接種についてご不安やご不明な点がある場合はお気軽にご相談ください。
なるべく分かりやすくお答えいたします。
狂犬病ワクチンについてはコチラをお読みください。
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